日経平均 10/19終値64,916.70−0.62%
S&P500 10/197,690.73+0.41%
NASDAQ 10/1926,430.89+1.11%
SOX 10/1911,316.34+1.61%
ドル円 fetch_market158.50+0.44%
BTC fetch_market81,947.19−0.09%

2026-10-20 / 10/20(火)朝版・寄り付き前

SOX9日ぶり反発、大阪夜間は64,840円で上乗せせず

米国でハイテク株に買い戻しが入り、SOXは+1.61%と9日ぶりに反発しました。ただ大阪の夜間は64,840円(−140円)で、米株高は前日の後場にすでに織り込まれていた形です。きょうは半導体の戻りと資源・内需の一服が打ち消し合い、65,000円を挟むもみ合いをメインに見ています。

データ時点: 米国株・SOX・米セクターETF=10/19(月)終値(fetch_market.py)・時間外=10/20早朝(fetch_extended.py)/大阪夜間=10/20 06:00終値(株探 n202610200074)/CME=10/20 05:20(株探 n202610200061)/ADR乖離=10/19終値(fetch_extended.py --adr)/PTSナイト=10/19 22:47〜10/20 02:29の最終約定(株探の個別ページ・ランキング)/為替・暗号資産・コモディティ=10/20 06:39(fetch_market.py)/恐怖強欲指数=10/19 21:19 UTC(fetch_fear_greed.py)/日本株・業種・売買代金・空売り比率=10/19(月)確定(前回夕刊と同じ)/投資部門別=10/5〜10/9週(10/16公表)

半導体01+1.61%9日ぶりに反発NOX MARKET LAB 2026-10-19(米国)関連チャート|SOX指数(10/19)(60日)11,316 +1.61%13,35010,44507/27〜10/19

米国の株高は、東京ではすでに値段に入っていると見ています。10/19の後場の水準は、アジア時間の米株先物高(NASDAQ100先物+1.23%)を先取りしており、現物の上げ(NASDAQ+1.11%)はほぼその分だけでした。

そのため大阪の夜間は64,840円と日中清算値を140円下回り、米株高を上乗せしていません。値がさ半導体は小高い一方、前日に買われた資源・内需・銀行には利益確定が出やすく、指数は差し引きで小動きになりやすい朝です。

今日の要点

  • 米国はハイテクに買い戻しが入り、SOXは11,316.34(+1.61%)で9日ぶりに反発しましたが、5日では−7.52%と戻りはまだ一部です。ヘッジファンドが少なくとも過去10年で最も速いペースでハイテク株を減らした後の反動で、本当の答えはメタ決算(JST 10/22早朝)と見ています。
  • 大阪夜間は64,840円(−140円)、CMEは64,825円で、TOPIX先物は現物比−0.32%と日経より弱くなっています。半導体高・資源と銀行安の組み合わせで、NT倍率(15.96倍)が再び広がりやすい形です。
  • 恐怖強欲指数は23.1の極度の恐怖(1週間で−23pt)、日経VIは31.23と通常レンジ(20〜30)の上にあります。値幅が出やすい地合いが続いており、9:05〜9:15の実勢で寄りの強さを確かめたい一日です。

ヘッドライン

米ハイテクに買い戻し、SOXは9日ぶり反発

NASDAQは26,430.89(+1.11%)、S&P500は7,690.73(+0.41%)、ダウは51,966.03(−0.07%)でした。SOXの反発を主導したのはメモリ株で、ウエスタンデジタル+6.09%、サンディスク+5.53%、マイクロン+2.97%、エヌビディア+1.38%です。コアウィーブはアナリストの「買い」への引き上げで一時+3%台まで戻しましたが、終盤に下げて−0.44%で引けました。

AIの借金への不安が後退し、売り方の買い戻しがメモリ株の戻りにつながった流れです。ただ米大手証券のデータでは、ヘッジファンドは10/15までの5営業日にハイテク株を少なくとも過去10年で最も速いペースで減らしており、今回は売り過ぎの反動の域を出ていないと見ています。キオクシアとアドバンテストの寄り後30分の出来高、SOXの続伸、コアウィーブが60ドルを保てるかに注目しています。

大阪夜間は64,840円、TOPIX先物は日経より弱い

全般0264,840円米株高でも夜間は140円安NOX MARKET LAB 2026-10-20 06:00関連チャート|日経225先物 夜間(10/20 06:00)(60日)64,845 +1.77%70,58561,16007/27〜10/19

日経225先物12月限は夜間64,840円(日中清算値比−140円・現物終値比−76.7円)、CMEは64,825円でした。TOPIX先物は4,054.5(現物比−12.98pt)です。ADRの東証終値比はアドバンテスト+4.6pt、ソフトバンクG+4.3ptと高く、MUFG−0.7pt、SMFG−0.9pt、コマツ−0.9ptと銀行・機械が弱くなっています。

前日の後場が米株先物高を先取りしていたため、米国の現物の上げは夜間でほぼ相殺されました。値がさ半導体が指数を支える一方、10/19に買われた資源・内需・銀行に利益確定が出れば、TOPIXは日経より弱くなりやすいと見ています。9:05〜9:15の水準が65,000円を超えるか、NT倍率が広がるか、銀行株の寄りを見ています。

仏暴動で債券安、米10年債は5.14%へ

金利035.14%仏国債安に連れて上昇NOX MARKET LAB 2026-10-19(欧米)関連チャート|米10年債利回り(10/19)(60日)5.14 +0.75%5.364.5907/27〜10/19

生活コストの上昇を背景にフランスの暴動が激化し、仏10年債利回りは4.94%まで上がりました。世界の債券安に連れて米10年債も5.14%(終値ベース)へ上昇し、ドル円は158.50円とドル高、ユーロドルは1.1202ドルまで下げています。

欧州の政治・財政不安が世界の債券売りを通じて米長期金利を押し上げ、高PERのハイテク株の重しになる経路です。ダウが小幅安に終わったのも、この金利高と低調な住宅指数(NAHB 29・予想31)のためでした。米10年債が5.15%を超えるか、仏10年債が5%に届くか、ドル円が20日高値の159.00円に迫るかを見ています。

主要指数

主要指数の前日比
Source: fetch_market.py(Yahoo Finance)/米国株・SOX・米セクターETF=10/19(月)終値(fetch_marketNOX MARKET LAB
VIXの推移
VIX
Source: Yahoo Finance(fetch_history.py)NOX MARKET LAB
投資部門別売買動向(週次ネット・億円)
海外投資家個人信託銀行
Source: JPX 投資部門別売買状況(fetch_investor_flows.py)/公表は対象週の翌週木曜NOX MARKET LAB
指数 値 前日比 52週位置 時点
日経平均 64,916.70 −0.62% 69% 10/19終値
TOPIX 4,067.48 +0.04% - 10/19終値
S&P500 7,690.73 +0.41% 91% 10/19終値
NASDAQ総合 26,430.89 +1.11% 83% 10/19終値
SOX指数 11,316.34 +1.61% 60% 10/19終値
VIX 18.44 −7.75% 28% 10/19終値ベース
ドル円 158.50 +0.44% 59% 10/20 06:39頃
ビットコイン 81,947.19ドル −0.09% 42% 10/20 06:39頃

日経平均の上には、日足の雲の上限65,760円、価格帯別出来高の最も厚い帯(65,624〜66,486円)、25日移動平均(約66,425円)が重なっています。下は25日移動平均の−1σ(64,237円)が目安です。PERは10/19終値と10/16の予想EPS(3,826.85円)で16.96倍、17倍にあたる水準は約65,056円です。

日経VIは31.23(10/19)で、通常のレンジ(20〜30)を上回ったままです。東証プライムの空売り比率は10/19に39.3%(+6.4pt)まで上がっており、上げる局面では買い戻しが出やすい形が続いています。

前回シナリオの答え合わせ

シナリオ的中率の推移(hit=1, partial=0.5)
累計的中率
Source: scenario_log.jsonNOX MARKET LAB

シナリオの読み方(メイン・強気・リスクの3本、確率とレンジ、外れたと分かる条件、的中率の計算)は 「シナリオとは」 にまとめています。

MISS

10/19朝版のメインは「ギャップダウン後に下げ渋り、63,000〜64,300円のもみ合い」(45%)でした。終値64,916.70円はメインの上限を617円上回り、強気(64,300〜65,000円)の範囲で引けています。指数の始値64,819.56円が無効化条件の「寄り付き64,600円超」に触れたため外れと判定しました(9:05ごろの実勢は64,345円)。

当たったのは、上昇比率41.6%がメインの想定(20〜50%)に入ったこと、20日安値63,067円を割らなかったこと、TOPIXの下げが日経より小さかったことです。外したのは戻りの大きさで、安値から1,236円戻して下げ幅の7割強を取り戻しました。強気のトリガーのうちKOSPIのプラス圏、NASDAQ100先物の+0.5%超、中国GDPの上振れの3つが点灯しています。

見落としは、週明けの朝版でCMEの動きを確かめきれないまま強気を20%と低く置いたこと、売り方が増えた局面で買い戻しが速いことを見込めなかったことです。この反省から、きょうは強気を30%に上げ、寄りの判定を9:05〜9:15の水準で行います。累計は2026-10-20時点で検証42件、hit 12/partial 22/miss 8、的中率54.8%です。

今日のシナリオ

シナリオの読み方(メイン・強気・リスクの3本、確率とレンジ、外れたと分かる条件、的中率の計算)は 「シナリオとは」 にまとめています。

10/20(火)のシナリオです。SOXの反発は+1.61%で強気のトリガー(+2%超)に届かず、夜間先物も上げなかったため、メインはもみ合いのまま幅を狭めています。

メイン: 半導体の戻りと資源・内需の一服が打ち消し合い、65,000円を挟むもみ合い45%
64,400〜65,400円

大阪夜間64,840円・CME 64,825円は米ハイテク高を上乗せしておらず、寄りは65,000円前後へのさや寄せを想定しています。ADR・PTSでは値がさ半導体が小高い(アドバンテスト+4.6pt、キオクシアPTS+1.10%)一方、TOPIX先物は現物比−0.32%で、資源・内需・銀行に利益確定が出やすい形です。上は雲の上限65,760円と最も厚い帯、下は25日線の−1σ 64,237円が目安で、米10年債5.14%とメタ決算を前に持ち高を傾けにくい一日と見ています。上昇比率(東証プライム)は35〜60%を目安にしています。

強気: 値がさ半導体が主導し、最も厚い帯の下限を試す30%
65,400〜66,200円

寄り後30分でアドバンテストが35,000円を超え、東京エレクトロンが10,700円を回復するなら、最も厚い帯の下限(65,624円)を試す余地があると見ています。KOSPIが+1%超で続伸し、NASDAQ100先物がアジア時間もプラスを保ち、上昇比率が50%を超えてTOPIXも上がることが条件です。

リスク: 金利高と利益確定で10/19の安値方向へ25%
63,800〜64,400円

寄り後に64,400円を割り込む場合や、米10年債が5.15%を超えて仏国債が一段安になる場合は、下値を試す展開を警戒しています。資源・銀行の売りが広がってTOPIXが−0.5%超下げる場合、アドバンテストが前日終値34,450円を割る寄り天になる場合も下振れの条件です。

外れと判断する条件は、終値が66,200円を超えるか63,800円を割る場合、上昇比率(プライム)が90%超か10%未満の場合、寄り付き(9:05〜9:15の水準)が65,600円超か64,000円未満の場合です。引けで65,000円(PER17倍≈65,056円)の上を保てればメイン上側から強気寄り、64,400円を割って引ければリスク側と見ています。

注目カレンダー

  • 10/20(火): 10:00に中国10月の最優遇貸出金利(LPR)。食料品の消費税減税法案が衆院本会議で審議入りし、引け後(JST 10/21早朝)にネットフリックスの決算
  • 10/21(水)引け後(JST 10/22早朝): メタ・テスラ・ラムリサーチ・TI・IBMの決算
  • 10/22(木): ディスコとウエスタンデジタルの決算、韓国中銀、投資部門別売買動向(10/13〜16週)の公表